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徳島のおすすめビーチコーミングスポット5選

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はじめに:徳島の海で出会う「漂着物」の魅力

徳島県は太平洋に面しており、特に「黒潮」と呼ばれる暖流が日本の近くを流れているため、この海流に乗ってたくさんの漂着物が海岸に運ばれてきます 。まるで海の中の川のような黒潮は、和歌山県の潮岬沖を曲がり、さらに日ノ御埼沖を曲がって徳島県に到達し、一部は鳴門や大阪湾にも流れ込むことで、多種多様な「海の贈り物」をもたらしてくれるのです。
ビーチコーミングは、海岸に打ち上げられた貝殻、シーグラス、流木などの「漂着物」を拾い集めたり観察したりする、まるで海辺の宝探しのようなアクティビティです。拾った漂着物の出どころを想像したり、アートの材料にしたりと、その楽しみ方は無限大です。時には、遠い外国から流れ着いた珍しいものや、思いがけない「お宝」に出会えることもあります。
徳島の海岸線は、それぞれの場所が独自の表情を持ち、見つかる漂着物の種類も異なります。ここでは、そんな徳島でビーチコーミングを楽しむためのおすすめスポットを5つご紹介します。

1. 小松海岸:吉野川が運ぶ「宝物」の砂浜

徳島市川内町に位置する小松海岸は、四国三郎と呼ばれる日本有数の大河、吉野川の河口の右岸側にある約2kmの砂浜です。吉野川の河口という地理的特性から、ここではダイナミックな印象の貝や漂着物が見つかることがあります。
一見すると砂ばかりに見えるかもしれませんが、波打ち際に近づくにつれて、様々なものが次々と現れ、夢中になって拾い集めてしまうでしょう。漂着物の定番であるシーグラスは、波にもまれて角が取れ、曇りガラスのような風合いが特徴です。水色や茶色が一般的ですが、運が良ければ黄色や薄いピンクといった珍しい色のシーグラスに出会えることもあります。また、波打ち際に打ち上げられた海藻の下に隠れていることもあるので、注意深く探してみてください。
吉野川を通じて山や街から流れ着くものもあり、黒いゴツゴツした菱の実や陶器のかけらが見つかることもあります。時には、製造を終えた懐かしいおもちゃが流れ着いているというユニークな発見もあります。小松海岸では、地元のビーチコーミングサークル「とくしま海の観察会」が定期的にビーチコーミングイベントを開催しており、初めての方でも安心して参加し、海の環境について学ぶことができます。

2. 月見ヶ丘海水浴場:家族で楽しむシーグラス探し

徳島県板野郡松茂町に位置する月見ヶ丘海水浴場は、月見ヶ丘海浜公園に隣接する遠浅の海岸で、家族連れに人気のスポットです。ここは人工海浜でありながら、美しいシーグラスや貝殻が見つかることで知られています。
ここでは、シーグラスや貝殻の他にも、古いコインやボトルの破片、そして「シー玉」と呼ばれる波に磨かれて丸くなったビー玉のようなガラス片が見つかることがあります。特に赤いシー玉は珍しく、収集家の間で人気が高いアイテムです 。波打ち際を重点的に探すと、波が置き去りにしていった「宝物」が豊富に見つかるかもしれません 。
月見ヶ丘海浜公園のビジターセンターには、総合案内所の他にレストランや売店、コインロッカー、温水シャワーなどの設備が充実しており、ビーチコーミングの後に快適に過ごすことができます。また、障がいを持つ方やお年寄り、小さなお子さんまで、誰もが楽しめるユニバーサルデザインなビーチを目指した取り組みも行われています。

3. 大毛海岸:鳴門の絶景とカラフルな海の宝石

徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦の大毛島にある大毛海岸は、瀬戸内海に面した弧を描く美しいビーチです。鳴門海峡や淡路島、そして雄大な大鳴門橋を望む絶景が広がり、特に夕暮れ時の景色は息をのむほどです。
この海岸では、貝殻やシーグラスが豊富に見つかります。シーグラスは、飲料ボトルの破片が多いため緑や茶色、透明なものが一般的ですが、黄色や水色、そして希少な赤色のものが見つかることもあります。様々な色や形を持つシーグラスは、まさに「海の宝石」と呼ぶにふさわしいでしょう。
大毛島には、拾い集めた貝殻やシーグラスを使ってオリジナルの小物作りができる「ISLAND(アイランド)」という体験施設があります。木製フレームやストラップに、自分だけの「海の宝物」を貼り付けて、旅の思い出を形にすることができます。店舗前の浜辺で拾った貝殻も利用できるため、よりパーソナルな作品作りが楽しめるでしょう。

4. 北の脇海岸:白砂青松のロングビーチで宝探し

徳島県阿南市に位置する北の脇海岸は、「日本の渚百選」にも選ばれた美しいロングビーチです。広さ30ヘクタールともいわれる広大な松林が背後に広がり、まさに白砂青松の景観が特徴です。遠浅で広い砂浜は、夏には多くの海水浴客で賑わいますが、シーズンオフにはゆったりとビーチコーミングを楽しむことができます。
ここでは、貝殻やシーグラス、流木といった一般的な漂着物が見つかります [6, 7]。また、陶器のかけらや、時には花火や靴、軍手なども目にすることがあり、流木に絡みついたロープといった人工物も漂着しています。
北の脇海岸では、毎年7月に「マリンフェスティバル」が開催され、ビーチバレーボール大会や「宝さがし」などの多彩な催しが行われます。また、観光客向けの「観光地引き網」も行われており、獲れたばかりの新鮮な魚を浜辺で調理して味わうという、ユニークな体験もできます。隣接する「うみてらす北の脇」では、SUPやカヤック体験教室なども開催されており、ビーチコーミングと合わせて様々なマリンアクティビティを楽しむことが可能です。
5. 袙海岸:黒潮が運ぶ珍しい漂着物の宝庫
徳島県阿南市大潟町に位置する袙海岸は、太平洋に面しており、黒潮の影響を強く受けるため、非常に多様な漂着物が見つかることで知られています。かつて天女が舞い降りて羽衣を松の木にかけ水浴びをしたという伝説が残る、風光明媚な海岸です。
ここでは、貝殻やシーグラスはもちろんのこと, 日焼けや砂に揉まれて味わいが出たルアー、角が丸くなった陶器の破片、スーパーボール、中国から漂着した漁具など、様々な人工物が見つかる可能性があります。シーグラスは、飲料ボトルの破片が多いため緑や茶色、透明なものが一般的ですが、黄色や水色、そして希少な赤色のものが見つかることもあります。
さらに、袙海岸の大きな特徴は、黒潮に乗って南の海から運ばれてくる珍しい生物や、深海魚が打ち上げられることがある点です。例えば、タカラガイやイルカの耳の骨、化石など、普段なかなかお目にかかれないような「お宝」に出会えるかもしれません。深海魚の打ち上げ採集は夜明け間際に行うのが良いとされており、思わぬ発見があるかもしれません。

まとめ:徳島の海で自分だけの物語を見つけよう

徳島県の海岸は、黒潮がもたらす豊かな漂着物によって、訪れるたびに新しい発見と感動を与えてくれます。小松海岸の吉野川が運ぶ多様なアイテム、月見ヶ丘海水浴場の家族向けシーグラス探し、大毛海岸の絶景とクラフト体験、北の脇海岸の広大な白砂と地引き網、そして袙海岸の黒潮が運ぶ珍しい「お宝」たち。
これらのスポットは、単に物を拾うだけでなく、海の環境や生態系、そして遠い国々との繋がりについて考える貴重な機会を提供してくれます。安全に配慮し、環境に敬意を払いながら、徳島の美しい海で自分だけの特別な「宝物」を探す旅を存分に楽しんでください。きっと、忘れられない思い出と、海が語りかける物語があなたを待っています。

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